2015年11月4日水曜日

覚書 スピリチュアリティについて:七つの意識世界 その①

 「スピリチュアリティ」や「スピリチュアルな成長」を知的にどのように理解すれば良いのであろうか。人の目には見えない世界をどのように理解していけば良いのか。人の意識と宇宙(神あるいは霊魂)とは関連があるということを手がかりとして考えてみたい。

 スピリチュアリティを理解していく一つの視点として、人のあり方と行動を眺めてみることは可能であろう。そこで、ある人が「ある意識」をもって住んでいる一つの世界である、とスピリチュアリティを理解するなら、これら二つ関係は明確なものになってこよう。つまり、ある「レベル分けが考えられる意識世界」があり、その中のどこにその「ある意識」が存在しているのかが分かるなら、意識世界における位置関係も明らかになろう。


 ここでの「ある意識」とは、「人生で最重要」と思っていること、つまり、そのことを意識していようがいまいが、我々一人ひとりがもっている価値観のことである。自分自身と他の人々、宇宙(神)との関係を客観視することで、「意識世界」における存在場所も明確なものとなってくるのである。