この時期の幼児は好奇心と衝動を持つようになり、「あっ、あっ」といって人差し指で何かを指しては、それによたよたと向かっていきます。親は、幼児の後を追って動き回り疲労困憊します。転んで擦り傷を作ったりして目が離せない時期です。
その子の好奇心と衝動をほっておかれたり、ストップをかけられるとどうなるでしょうか。その幼児は、衝動を失って諦めてしまうか、衝動を抑え込み不機嫌になります。
ボディナミックス(Bodynamic system)では、この発達時期のテーマを「衝動と好奇心」と呼んでいます。繰り返しますが、「私には好奇心と衝動を持つ権利がある!」というのが8ヵ月から2歳半までの発達課題です。
【注意】ボディナミックスCharacter structures(性格構造)について詳しく知りたい方は、HPの[参考文献・資料]を参照してください。このブログでは、私個人が理解していること・語りたいことを書いています。ご了解ください。