2015年11月4日水曜日

覚書 スピリチュアリティについて:七つの意識世界 その③

 このようにスピリチュアリティをとらえていくとき、自分自身のあり方に目を向けて何に囚われているのか、あるいは人生の最重要事項は何かと自分自身への問い掛けを続ける事で、どのレベルの意識世界の住人であるのかが明確になることであろう。

 また、意識世界が広がっていくさまをイメージするとき、それは膨らんでいくゴム風船のようにも思える。このことを、人とのかかわりを通して眺めるとき、意識世界の広がりは、一人の孤独な世界から他の人々とつながっていくプロセスであり、さらに自然や宇宙(神)とつながっていく自然で調和に満ちた状態としてとらえることができよう。


 以上のことを考えるならば、例えば、出世しても預金高が増えてもそれだけではいっこうに幸せが増えないことの謎が解ける、かと思う。この謎解きに興味があれば、どの意識世界の住人かを再確認してみたいものである。