さて、何らかの依存症(アディクション)を持つ人との面談では、この時期の体験がまず気になるところです。依存症(アディクション)の定義の一つは、「何か心地よいことへの逃避」です。
大人になって何事にも好奇心がもてず衝動が感じられない人は、アルコールや薬物、ギャンブルなどで空虚さを埋めたくなるからです。また、衝動を止められて気分の悪い人も何か心地よいことをつい求めてしまいます。
「性格構造」の形成を具体的に考えていくとき、乳幼児時期の母子関係の重要さを認めざるを得ません。なお、12歳までに性格構造はできあがるとボディナミックスでは考えています。
【注意】ボディナミックスCharacter structures(性格構造)について詳しく知りたい方は、HPの[参考文献・資料]を参照してください。このブログでは、私個人が理解していること・語りたいことを書いています。ご了解ください。